建築仕上診断技術者資格取得しました。
2013年01月25日
- この度、私市野御吏は建築仕上診断技術者の資格を取得いたしました。
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【建築仕上診断技術者とは】
タイルや外壁等の仕上の劣化を放置しておくと落下して人や器物に損害を与える危険があります。平成元年11月に北九州市の高層住宅で起こった外壁タイル剥落による死傷事故(2名死亡・1名重傷)をきっかけとして、「剥落による災害防止のためのタイル外壁、モルタル塗り外壁診断指針」と「タイル外壁等剥離防止のための設計・施工上の留意事項」が建設省住宅局建築技術審査委員会によりまとめられました。あわせてもう一つの重要な事項として外壁診断技術者の育成方策等も提言されました。建築仕上診断技術者はこの要請に応えるため、平成2年度にBELCAが創設した資格制度です。長寿命な建築が増えることが予想される今日、年月の経過した外壁等に関する安全性の問題は、人命にも直結した問題であり、今後一層深刻になっていくものと考えられます。
そのような背景から、建築仕上診断技術者の存在はますます重要になっています。